家族相談士のブログから知る仕事内容について


日本ではまだ馴染みのない資格の1つに家族相談士があります。
臨床心理士などの資格を所有した上で実務経験などが必要ですが、今後増加していくと予想される資格です。家族の崩壊が話題となることも多い昨今では、需要そのものが伸びつつある分野であるとも言えるでしょう。
この家族相談士ですが具体的にどのような仕事を行うのか興味を持つ人も少なくありません。

家族相談士のブログから知る仕事内容

実際に家族相談士が行っている仕事は幅広いものです。
勤務先となる場所も教育機関のみではなく、病院や福祉施設、一般企業や裁判関係などでも活躍することがあるのが特徴です。家族相談士という名称だけあって1つの家族が抱える問題に対して様々な角度から援助することが仕事になります。
近年では子息の引きこもりという問題に対して、家族全体を対象としたアプローチを行うことを目的に家族相談士に依頼がくることが増えています。引きこもりやうつ病など精神的な疾患は、家庭環境そのものが大きな影響を与えているケースも少なくありません。
こうした影響の原因を観察し、解消するようにアドバイスを行っていきます。
家族を1つのシステムとして機能を改善していくことが家族相談士の役割でもあります。1つの家族に深くかかわることで、より深い部分での問題を解決しなくてはいけません。

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先述のように家族で抱える問題は様々な面で悪影響を及ぼします。
特に教育分野や精神疾患の分野においてはその影響が顕著であり、家族相談士としての仕事もその分野が多くなっているのです。例にあげた引きこもりの問題にしてもそうですが認知症関連や統合失調症なども家族間の問題解決のためにうごくことがありますに深くかかわっていることがよくあります。
他にも講演会などで啓蒙活動を行うことも家族相談士としての活動にあたります。カウンセリングという分野そのものが欧米と比較すると日本ではまだまだ認知度が低いのが現状です。
しかし、専門家の手を借りることでスムーズに問題解決ができることなど、普及についても活動することが大切です。
近年では市区町村での家族個別相談であったり、電話相談などを仕事として請け負っている家族相談士も少なくありません。

地道な仕事ではあるのですが、この資格はカウンセリングを受ける土壌を築くためにも重要な意味を持ちます。
これから需要が伸びていくと予想される資格ですので、活躍の場はどんどん広がっていくでしょう。自身の発想次第では新しい活動を生み出していくことも難しくはありません。


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