心理カウンセラーとして独立するための注意点


心理カウンセラーとして独立を考えている方も多いと思いますが注意点がいくつかあります。
独立で失敗しないためにもどんな部分に注意するべきか把握しておきましょう。

心理カウンセラーとして独立するための注意点とは

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まず、独立最大の問題は相談者、つまりお客が集まるかどうかです。
企業に心理カウンセラーとして勤める場合は企業が倒産でもしない限り毎月一定の給料をもらえますが、独立した場合はお客が来なければ収入は一向に増えません。
最悪の場合、まったく収入が得られず廃業なんてこともあります。

独立する場合は一定のお客を確保できるかどうかを考えること、実際に確保することが大切です。
そこで考えたいのが心理カウンセラーの資格を取得してすぐに独立するのが良いかどうかです。
心理カウンセラーは日本にもたくさんいて、豊富な経験を持った人もいます。
もし自分が相談者になった場合、資格を取りたてのカウンセラーと経験豊富なカウンセラーのどちらに相談したいでしょうか。
大半の人は後者だと感じるはずです。

つまり資格があるからといって独立してすぐにやっていけるとは限らないどころか、やっていけない可能性の方が高いかもしれません。
どうやって自分を知ってもらいお客を集めるのか、この点をしっかり考えておかないと独立は成功しないでしょう。
ホームページを開設して広く宣伝をする、最初は収入を度外視して無料カウンセリングをしてでも経験と実績を積む、こうした地道な努力が必要です。

次はもっと具体的な注意点を見ていきましょう。
独立した場合、会社名のように屋号を決めることになりますがクリニックという言葉は使えません。
カウンセリングはある意味で心の診療ですが診療所という意味を持つクリニックという言葉を使うと法律違反になってしまうのでカウンセリングルームなどの名称を使うようにしましょう。

お客の集め方についても先ほどホームページで宣伝するというのは紹介しましたがお金のかかる宣伝方法ほどよく検討する必要があります。
たとえば新聞広告を出す場合、かなりのお金がかかりますがその広告費を回収できるほどのお客が集まるかどうかは不透明です。
数十万、数百万の広告費を払って新規で来てくれたお客は2人だけ、こんな結果になっては大赤字になってしまいます。
宣伝することは大事なのですがその方法を考えないと失敗してしまいます。
現実的に資金がなければ運営を続けることもできないので独立するなら経済的な部分もよく考えないといけません。


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