心理相談員としてアルバイトで働くには


心理相談員の資格は比較的新しいものです。
現状では厚生労働省が認可している特別民間法人、中央労働災害防止協会が主催している民間の資格になります。

心理相談員としてアルバイトで働くにはどうしたらいい?

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1988年に制定された労働衛生法という法律から生まれた資格であり、主に労働者に対するメンタルヘルスに携わることを目的とします。基本的に心理相談員の資格を取得する人は、現在の資格に加える形でとるということが多くなっています。
また、勤務する企業の要請で研修を受けて、資格を取得する流れが一般的です。労働衛生法が改正されて以降は、企業も労働者の健康に配慮しなくてはいけなくなりました。この流れで産業医と連携を行うのが心理相談員の仕事になります。

この心理相談員の資格を取得した人の中にはアルバイトで仕事をしたいという人もいるかもしれません。
現状、心理相談員の資格を取得した上でアルバイトを行うとなると、市区町村などの公的機関が行う相談員という形が一般的です。
様々な公的機関が募集を行っており、メンタルヘルスについての相談がメインとなるようです。相談の形としては受付窓口で行うものから電話相談までと幅広くあるので、都合にあわせて働くことができます。
さらには働く時間帯も様々ですので、掛け持ちをするなどで多くの経験を積むことも可能です。職場ごとに相談領域に違いがありますので、その点もまた自身のスキルアップにつなげることができるでしょう。

また、あわせて臨床心理士や児童心理などの経験があると幅広く仕事を行う機会が増えます。
先述のように心理相談員の資格のみを取得するというケースは少なく、他の心理職とあわせて取得することが多いです。
結果、メンタルヘルスケアの経験が豊富な人が仕事の幅を広げることにもつながっています。心理相談員の仕事そのものが補助的であり、カウンセリングの義務は持ちませんが、スキルアップには相談を受けることも重要です。既に勤務先があるという場合は難しいかもしれませんが、転職を行うときなどに一時的な職場としてアルバイトを行うことができるのを覚えておくと良いでしょう。
あまり一般的な就職サイトなどには掲載されませんので、医療系の専門サイトなどを利用することで、アルバイトも見つけやすくなります。
また、公的機関からの仕事も多いのでハローワークでも募集がかけられることもあるのが特徴です。

心理相談員としてアルバイトで働くことは難しいことではないので、専門性を活かして仕事を行うためにも利用してみると良いのではないでしょうか。


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