警察官として心理カウンセラーの資格を生かすには


心理カウンセラーの仕事の幅は広く、様々な業種でその役割を役立てることができます。
このことから既に職に就いている人が自身のスキルアップとして、心理カウンセラーの資格を取得するケースも珍しくありません。特に警察官の場合ですと、仕事柄心理カウンセラーを要する案件が多く、資格を活かしやすいと言えます。

警察官として心理カウンセラーの資格が生かせる場面

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では、どのような形で資格を活かすことができるのでしょうか。最も代表的なケースが未成年者との接触が多い生活安全課などに配属された場合です。
非行行為にはしる少年や少女は家庭環境に何らかの問題を抱えているケースが多く、不安や葛藤から犯罪を起こしてしまうことは少なくありません。そうした少年や少女に接する機会が多い生活安全課などでは、単に補導するだけではなく話を聞いてあげることが重要です。
そうした時に心理カウンセラーの資格を活かすことができます。

また、近年では犯罪被害にあった人たちに対するケアとして、犯罪被害カウンセラーという活動があります。一般的には心理学の専門的な知識を持つ人たちが警察の職員という形で従事しているのですが、警察官自身も心理カウンセラーの資格をとることで犯罪被害者のために役立てることができます。
特に女性警察官の場合ですと、性的な被害にあった女性に接することも多くありますから、その時の対応などに心理カウンセラーの資格を所有しているかどうかで対応は大きく異なってくるでしょう。司法の場となる刑務所や少年院などで働く心理カウンセラーも多いのですが、警察官という立場だからこそできることもあります。
そうした時にメンタルケアの知識を持っていることで違った視点から任務を遂行できるでしょう。

また、警察官が心理カウンセラーの資格を所有することで、自身のキャリアアップにもつなげることができます。絶対条件ではありませんが、同条件から選ばれるのであれば、資格の有無によって判断されるケースも少なくありません。心理カウンセラーという資格は国家資格ではありませんが、一般的にも広く認知され始めているもので、現状では需要が増加傾向にあります。
そうした社会的状況を鑑みても、警察官が心理カウンセラーの資格を所有するのはメリットが多いでしょう。警察官は人と接することが多い仕事でもありますので、話を聞きやすくするために心理カウンセラーを取得するケースもあります。自分自身をスキルアップすることで他人の役に立つことができるのも警察官という職業であればこそです。未成年者だけではなく幅広い世代と接する機会が多いからこそ心理カウンセラーの資格は必要だといえるでしょう。


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