最近では企業が心理カウンセラーを必要とする傾向があり、中でも人事部は注目です。
人事部は社員の配属先を決めたり、どんな人材を獲得するかを決める部署ですがその業務の中で心理カウンセラーの資格が役立つのです。
企業の人事での心理カウンセラーの求人状況
一般企業で働く心理カウンセラーを産業カウンセラーと呼びますが、産業カウンセラーの働き方は主に2つです。
1つは社内のメンタルケアを担当する業務で、社員の悩み相談に乗ったり、社員が気持ちよく働けるようにサポートしていきます。
心理面のアドバイザーといった感じで、メンタルケアが重要視されるようになった近年では産業カウンセラーを配置する企業は大企業を中心に増加傾向にあり、求人状況はよくなりつつあります。
そして一般的に産業カウンセラーと言えばこうした働き方を指します。
そしてもう1つが今回のポイントである人事部での働き方です。
こちらの場合は社内のメンタルケアというよりは人事部として心理カウンセラーの資格を活かすことになります。
人事部は新入社員や中途社員の入社前に面接を行いますが面接官として活動したりするわけです。
そして心理カウンセラーの資格を活かしながら人材を選び確保していく形です。
メンタルケアをするのではなく、心理学の知識を活用して人を見抜くのが役割とイメージすればいいでしょうか。
同じ産業カウンセラーでも役割がまったく違うのです。
いわゆるメンタルケアを目的とした産業カウンセラーの求人はこれまでもよく見られましたが最近では人事部所属としての産業カウンセラーを求める企業が増えてきています。
そのため求人状況もこれまでと比べれば多くなってきており、活躍の場はさらに広がったと考えていいでしょう。
これに伴い心理カウンセラーの資格の価値も高まっています。
これまではどちらかというと働く場所や環境が限られる特殊な資格という感じでしたが一般企業でも広く心理カウンセラーを求めるようになり、心理カウンセラーの資格も汎用性の高い資格になりつつあります。
この求人の流れにより、心理カウンセラーとして働くという明確な目標を持っていない場合でも資格を取得しておけばそれが就職活動に役立つ可能性が出てきたのです。
もちろん心理カウンセラーとして働きたいなら必須の資格ですし、そうでなくても心理カウンセラーの資格を取得しておけば大きな武器になるでしょう。
通信講座などを利用すれば学校に通わなくても学習環境を整えられるのでチャレンジしやすい資格なのも特徴です。
人事を行ううえでも必要とされ始めた心理カウンセラーの資格は今後その需要がさらに高まると予想されます。
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