心理カウンセラーの知識を活かしながら公務員として働きたい、これも不可能ではありません。
最近では心理カウンセラーの活躍の場は広がり、公務員として働くこともできるのです。
公務員として心理カウンセラーの知識を生かす
その代表的なものが司法における心理カウンセラーです。
刑務所、少年院、家庭裁判所、少年鑑別所などで働く心理カウンセラーは法務省に所属する公務員となります。
これらの場所で心理カウンセラーとして多くの人の心理的ケアを担当する形です。
当然ながら公務員ですので心理カウンセラーの資格だけでなく公務員試験に合格する必要があり、その難易度は決して低くありません。
倍率も高いため試験を受ければ確実に合格できるとは限りませんので心理カウンセラーの資格があるからといって安心するのではなく、公務員試験対策もしっかりしなければいけません。
ハードルは高いですがその分やり甲斐のある仕事で、たとえば刑務所で心理カウンセラーになれば犯罪を犯した人が社会復帰するにはどうすればいいか、なぜ犯罪を犯してしまうことになったのか、どんな悩みや問題を抱えているのかなどをしっかり考えないといけません。
一般の心理カウンセラー以上に知識と技術が求められるでしょう。
しかも相手は自分からカウンセリングを受けたいと自分のところに来るわけではありません。
時には必要なことを話してくれない、心を開いてくれないといったこともあるはずです。
そんな状況でも相手の心理を見抜き的確なケアをしなければならないので難しさを感じることも多くなるのではないでしょうか。
そのため心理カウンセラーとしてさらなるレベルアップを目指す方には最適です。
このように、公務員として心理カウンセラーの仕事をするなら一般的な心理カウンセラーとは違い特殊な環境の人を相手にすることになります。
こちらにもある程度の準備や知識が求められます。
またカウンセリング相手の多くが犯罪を犯してしまった人になりますので犯罪心理学の知識も必要になってきます。
心理カウンセラーの資格さえあればそれで良いというものではないのです。
そういう意味で大変な仕事ではありますが誰かの支えやアドバイスを必要としている人を救う、この観点から考えれば心理カウンセラーとしてこれ以上ない職場とも言えます。
心理カウンセラーは心理的なケアをすることで人を救い立ち直らせる仕事ですので資格を取得したからには公務員として働くことも1度は考えてみたいものです。
自分の得た知識で多くの人を救えるのはなによりの喜びでしょう。
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