女性の社会進出が進み今まで以上に悩みを抱える女性が増えています。
つまり家庭内や友人との人間関係だけでなく仕事上での悩みを抱えることになったわけです。
そんな状況から最近では女性だけを対象にして心理カウンセラーとして働く方も増えています。
女性専門の心理カウンセラーとして働くには
女性専門の心理カウンセラーとして働くためにはいくつかポイントがあるのですが、なによりも重要なことは女性特有の悩みや考え方をどれだけ理解しているのか、という点です。
たとえば同じ悩みを抱えている場合でも男性と女性ではその悩みに対する考え方や気持ちに違いがあります。
もちろん個人差もあるのですが相手が女性であるということを強く意識しておかないと上手くいかないでしょう。
さらに男性なら悩みと認識しないような些細なことでも女性にとっては大きな悩みになることが多く、その点も理解してあげないと心理カウンセラーとして対応するのは難しくなります。
こうしたことから女性専門の心理カウンセラーはより高いレベルが求められると言ってもいいかもしれません。
また、男性の場合は悩みを聞いてそのうえで的確なアドバイスをしてほしいと感じることがほとんどですが、女性の場合はまずはとにかく話を聞いて共感してほしいと感じるケースが見られます。
いきなり心理カウンセラーとして話をするのではなく、まずは相手がどんなことで悩んでいてどうしたいと考えているのかを聞いてあげる姿勢も求められるでしょう。
友人の相談に乗ってあげるようなイメージでしょうか。
とにかく女性の気持ちになって話を聞く、これも1つのポイントです。
ちなみに女性専門の心理カウンセラーになるといっても何か特別な資格が必要になるわけではありません。
一般的な心理カウンセラーの資格を取得して、女性だけを対象にカウンセリングを行えばいいのです。
ただ、女性の気持ちをより理解するという意味では男性のカウンセラーよりも女性のカウンセラーの方が向いている仕事かもしれません。
とはいえ男性の視点だからこそわかることもありますので基本的に性別の違いはあまり意識しなくてもいいでしょう。
それよりもやはり心理的なケアをするための知識が重要です。
相談者に共感することも大切ですがあくまでも第三者の視点からアドバイスすることも求められるのでそんな時に心理カウンセラーの資格が活きてきます。
資格がなくても相談になることはできますがそれでは知り合いに相談したり愚痴っているのと同じになってしまいますので心理カウンセラーの知識をどうやって活用して相談者の負担を減らしてあげるか、この点を強く意識することも必要です。
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