子供専門の臨床心理士になるためには


現在の日本では心理職に国家資格は存在しませんが、最も信頼性の高い資格として知られるのが臨床心理士です。

子供専門の臨床心理士になるためにはどうしたらいい?

2baa6bc78349b2f093142408d29586ca_m
この臨床心理士ですが、実に幅広く活躍の場があり、公的な機関だけではなく民間の企業まで活躍の場があります。中でも子供専門の臨床心理士として活躍するためには、まずどういった形で関わりたいのかを決める必要があるのです。
先述のように臨床心理士は幅広い場所で活躍できる資格ですので、子供専門といっても複数の関わり方があります。代表的なものを紹介すると、スクールカウンセラーがあげられるでしょう。他にも児童相談所や障害児福祉施設、小児科の臨床心理室などが代表的です。
また、少し変わったところでは家庭裁判所や少年院、少年鑑別所などでも活躍することができます。勿論のこと自分自身で子供専門の相談所として開業することも可能です。

一般的に臨床心理士の資格は心理職の中では最も信頼性があるので、この資格を取得していれば大抵の職場で仕事を行うことができます。ですので、先に述べたような子ども専門のカウンセリングができる勤務先を選ぶことで、子ども専門の臨床心理士として働けるでしょう。
ただ職場によっては臨床心理の経験が必要になるケースもありますので、まずは経験が少なくても採用してくれるところを探すことが大切です。そこから経験を積んでキャリアアップにつなげましょう。

資格を取得するには必要な実務経験を積まなければなりませんが、その分を差し引いてもやはり経験がものを言うケースが多くあります。
また、自身のスキルアップのために他の心理系資格を取得するのも良いでしょう。臨床心理士の資格にあわせて他の資格を有することによって、より就職の場で優遇されることになります。
近年ではスクールカウンセラーの需要が特に増加しており、臨床心理士の資格取得とともに就職できるというケースも少なくありません。
臨床心理の経験は、開業の際にもきっと役立つでしょう。

子供と関わる心理職については、需要と供給のバランスが取れていないのが現状です。
特に臨床心理の場合は指定の大学院や臨床心理学を専攻する必要がありますので、誰にでも簡単に取得できるものではありません。結果、増加していく需要に対して臨床心理士の数が間に合っていないという形になっていますので、仕事を行うのに働く場所がないというケースは稀です。ただ子供専門に臨床心理士として関わっていきたいのであれば、資格を取得する前からしっかりと予定を立てておくべきです。
そうすることでより有利な状況を作り出すことができます。他の心理系資格の取得もそうですが、実務経験についても考慮しておくことが、子供専門の臨床心理になるためのポイントと言えます。


心理カウンセラーのおすすめ資格

心理カウンセラーについて学び始めるには、手軽なweb講座がおすすめです。
formieの心理カウンセリングスペシャリストは初心者向けに網羅された内容をスマホで学習できるので、初めて心理学を学ぶ方にはおすすめです。
→おすすめ心理カウンセラーの資格はこちら

心理カウンセリング資格
心理カウンセラー資格TOP  |  サイトマップ