心理カウンセラーになりたいと考えている人は多いと思いますが向き不向きがあります。
心理カウンセラーに向いている人、向いていない人の違い
まず心理カウンセラーに向いている人ですが、これは人と話すのが好きな人、困っている人を助けたい人、心理学に興味がある人、他人の気持ちを理解できる人などが該当するでしょう。
心理カウンセラーは人と会話をしその中で心理面のケアを行います。
仕事で1番大切なことは人と話をすることだと言ってもいいくらいで、少なくとも人と話すのが苦痛に感じない人でないと続けるのは難しいと思います。
また、ケアをするということは人を助けることと同じ意味ですので、辛い思いをしている人や精神的な負担に悩んでいる人を助けたいと感じるかどうかは心理カウンセラーとして非常に重要です。
的確なアドバイスをするにはその人が今どういう状態なのかを正確に把握しないといけないので気持ちを共有し理解してあげないといけないですし、専門的な知識を積極的に吸収してケアに活かすためには心理学への興味・関心も欠かせません。
これらの点を満たしている人は心理カウンセラーに向いていて、資格を取得しておけば必ず役立てることができるでしょう。
一方で向いてない人はどういう人なのでしょう。
根気の無い人はやはり向いていません。
カウンセリングでは相談者全員がすぐに悩みを吐き出してくれるとは限りません。
時には辛抱強く話を聞いて徐々に核心に迫っていく時もあります。
こんな時にもし途中で飽きてしまうようではケアを行うことはとてもできません。
言い方を変えればせっかちな人は心理カウンセラーにはあまり向いていないわけです。
また、自分が主役になりたいという人も少し不安が残ります。
心理カウンセラーは相談者を救うことが第一で、その意味では主役は相談者です。
自分はあくまでも裏方に徹して相談者の精神的苦痛を和らげてあげる、これがとても大事なことなので常に自分が会話の中心で目立ちたいと感じる人は心理カウンセラーに不向きでしょう。
さらに精神的な強さも求められます。
心理カウンセラーが聞く話というのは基本的にどれも辛い話ばかりです。
毎日そうした話を聞いているうちに心理カウンセラーの方が参ってしまうなんてことも実は少なくありません。
悩みを共有することは必要ですがそれに押しつぶされないだけの強さがない人は心理カウンセラーとしては成長も難しくなってしまいます。
心理カウンセラーは資格を取得すればなれますが自分が向いているかどうかも改めて考えてみるといいかもしれません。
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