相談者にとって臨床心理士との相性が大切な理由


臨床心理士の仕事は多岐に渡るのですが、相談者にとっては話を聞いてもらう相手でもあります。
そうした相談者と臨床心理士の相性というのはとても大きな要素の1つでもあるのです。いかに知識があり、技術や経験が豊富な臨床心理士でも相談者との相性が悪ければ、相談した意味がなかったと判断をされてしまってもおかしくはありません。
無論、相談者との相性が悪くとも技術や知識をもって補うことができるのが理想です。
しかし、人と人との相性は時に技術や知識を超えてしまうこともあるのを注意しておきましょう。

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相談者にとって臨床心理士との相性が大切な理由とは

そもそも臨床心理士はカウンセリングを行うことが職務であり、人の話を聞くプロだと言っても過言ではありません。
カウンセリングを初めとして話を聞くことが仕事の基盤となりますので、どうしても相性の有無が大きな影響を及ぼしてしまうのです。特に悩みや不安の相談などであれば、やはり相性の良い人に対しては相談者も話がしやすくなります。
反対に相性が悪ければ話をするのも困難になってしまうのです。
つまり、臨床心理士の仕事そのものが成り立たなくなってしまう可能性があります。
そのためできるだけ相性が悪くならないように配慮しておくことも臨床心理士としては重要な要素だと言えるでしょう。話し方や表情だけではなく服装や髪型など様々な点を考慮しておくべきです。
また、相性が悪いと感じた時にはどのような点が不快だったのか推測しておくと次に活かすことができます。

実生活の中でもそうなのですが、この人とは合わないと感じることは誰にでもあることです。
話し方、顔、口調、表情、考え方などなど様々な点で人は他人を判断しています。そうした情報を総合して相性が良い悪いというものを感じてしまうのです。臨床心理士といってもこの相性についてはどうにもできません。
ただ、先述のように知識や技術を得ることでカバーできる部分はあります。しかし、最終的に合わないと相談者に判断されてしまうことはあるのです。
こうした場合に必要以上に落ち込まないようにすることも大切なことだと言えます。人間同士である以上は相性が確実に存在します。そこは良いも悪いもないものですので、気に留めていては前に進めなくなってしまうからです。
ただ、相性だからと諦めるのではなく、それもカバーできるようにスキルアップを欠かさない姿勢が必要となってきます。

臨床心理士の仕事を行う上で最も重視すべきなのが相談者との相性かもしれませんが、悪い人もいれば良い人もいますので、あまり神経質になりすぎないようにしてください。


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