心理学の研究者として働く方法


心理カウンセラーの資格を活かして誰かの相談に乗るのではなく、その知識を使ってさらなる研究を進めていく、これも心理カウンセラーの働き方の1つです。
心理学はまだまだ発展途上で、しかも人の心に関する学問なので正解が見つけにくく奥の深い学問です。
研究成果が心理カウンセリングの発展に繋がる可能性もあり、その結果より多くの人を救える可能性もあるやり甲斐のある仕事です。

心理学の研究者として働く方法について

心理学の研究者として働く場合、就職先は基本的に大学などの教育機関になります。
科学などの分野では特に大学院などで研究を続ける方がいますがそれと同じです。
そのため職場にいる周りの人もほとんどが心理カウンセラーの資格を持っており、そういう人達が集まって日々研究を進めていくわけです。
こうした場所で働くためには心理カウンセラーの資格は必須で資格を持っているだけではなく高い知識も求められます。
資格取得の際に試験対策をするだけではなく取得した後の仕事でも活かせるように意識しながら勉強することがポイントでしょう。

ただし心理学の研究者になるのは決して簡単ではありません。
というのも心理カウンセラーの資格があればすぐになれるわけではないからです。
大学の研究機関で働く場合、大学院の修士号もしくは博士号が必要になります。
なので大学院に進んで修士号や博士号を目指すところから始めないとならず、さらに論文の発表なども必要です。
研究者になった後も研究だけをしていればいいというわけでなく、やはり論文を書いたり学会で自分の学説を発表したりとやるべきことはたくさんあります。
1人で研究できるとは限らないので人間関係に気を配りながら仕事することにもなり、働くまでも働き始めたあとも忙しい日々になるでしょう。
場合によっては勤務する大学内で心理カウンセラーとしての業務もしてほしいと言われるかもしれません。
そうなれば研究者とカウンセラーの二足のわらじになり業務内容はさらに増えます。
楽な仕事ではありませんが心理カウンセラーとして成長するには素晴らしい環境です。

大学などの研究機関に行かず、自分1人で研究する選択肢もないわけではありませんがこの場合は研究成果を発表する機会がなく、あくまでも自分だけの研究になってしまいます。
それよりはやはり研究機関で仕事をした方が周りと連携できたり自分の意見を多くの人に聞いてもらえたりと有意義です。
研究者になりたいならまずは大学の研究機関に入ることを目指してみましょう。


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